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キッチンセミナー「キッチンディーテイルのポイント」参加報告2/6


写真は中澤建築工房による改修工事の実例。U型キッチン。天井の大きな範囲を照明化している。
STUDIO KAZ 和田浩一氏のキッチンセミナー2回目の報告です。私の理解による解釈が混ざります。
ディーテイル(詳細)を考えることはカンケイ(関係)を考えること。
建て主がどんな暮らしをしているか?どんなとき笑っているか?を念頭において設計すると言われました。
1.建築とのカンケイ キッチン家具の精度にくらべたら建築の精度はおおまかなのでそこのすり合わせが大切。
  床とのカンケイ 床の不陸の吸収を台輪で行う。台輪の高さは小さいほど美しいけど、部屋の巾木高さに合わせるか、
          足元キックスペースの確保で65mmが標準。キックスペースに余裕もたせて足元間接照明つけることもある。
  壁とのカンケイ 垂直誤差のある壁とのスキマ処理の2つの方法。
          スキマ20mm以下の場合はこのスキマのに付けるフィラー材を扉面より引っ込める。
          スキマがそれ以上になる場合は40mm程度にしてスキマではなくパーツとして扱い、扉面と同面とする。
  天井とのカンケイ 壁と同じ考え方で、扉を開けたとき、天井機器に当たらないようにする。
  窓とのカンケイ 腰高窓の窓台を兼用した形で箱の天板を伸ばしてつくる。天板も広くなり、掃除もしやすく、機能的で美しい。
2.部分ごとのカンケイ
  箱と扉 でっぱり引手なしの彫り込み引手が基本。箱の有効体積を減らさないための寸法の工夫がある。
      扉の戸先も吊り元も留め加工(45°合せ)で納めるやり方もある。
  箱と天板 天板をステンレス4mmでやる場合。天板を80mm程に厚く見せる場合。
3.動きとのカンケイ 扉の動きはなめらかになるように。見え方としてはアウトセットが基本。
           ガラス引き戸はなるべくスキマをつくらない工夫が必要。
4.設備とのカンケイ IHヒーターのガラストップは天板を加工して天板と同面で納める。
           水栓金具はなるべく小さいもの。
           ウォールオーブンがおすすめ。
5.工事業者とのカンケイ 制作の方の図面と取付のための図面をわけて整理して描く。
6.その他 ほこり止め塗装済シナ合板を使う。大きな建具の場合そり止調整金具をあらかじめ付ける。
      細かいチリ逃げ寸法。目地寸法など極力揃える。
7.私のコメント 使いやすさはもちろんのこと、美しいという気持ち良さのために、徹底的に細部を考え実行する姿勢に
         おおいに共感しました。1つ1つのディーテイルをもれなく考えていくことが、全体の印象に
         大きく貢献するということを建て主に伝えたいですね。

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