木製の陰影深い外壁
杉板の細かい格子が外壁になっています。
24mm厚の杉板の上に30x40mmの格子。
格子の厚さが30㎜あるので陰影に深みがあります。
日光の当たり方で表情が大きく変わるのが美しい。
目立たない引き戸の敷居レール
引き戸が動かなければ壁のように見える。
敷居レールをなるべく目立たせないようにしているから。
こうすることで空間のノイズのようなものが和らぐと思います。
宙に浮く押入れ
部屋をなるべく広く使えるように、押入れの下まで畳を敷く。
必然的に押入れが宙に浮く。下に間接照明が設置できる。
押入れの引き戸は上吊りの簾戸。
中で寝られるくらい通気性が良い。
スリムなスチール階段
勝手口へのシャープな階段。
溶融亜鉛メッキとステンレス金物で製作。
ステンレスのらせん階段
小ぶりならせん。
ステンレスのスリムな骨組みに木の踏み板の組み合わせ。
ステンレスの手摺
木床にステンレスの丸棒を直に埋め込んでいる。
落下防止の横線はΦ3mmの丸棒で視界をなるべく妨げないようにしている。
松板とステンレス板とポリカーボネイト板でつくった収納
斜めの壁につくりつけた引き戸付き収納棚。
壁に貼ってあるのと同じ板でつくったので壁との連続感がある。
外壁の格子がそのまま戸袋になる
アルミの引き違いサッシを片引き戸に見せている。
サッシの片側を消すために、外壁の格子部分を利用している。
杉板の扉の革製引き手
ムクの杉板でつくられた扉の引き手。
巾20mmの革ベルトの端材でエッジを丸くしている。
真ん中をステンレス・トラス頭ビスで留めている。
少しゆるく留めてあるので引っぱる方向に合わせてくるくる回る。
金属とは違ったソフトな感じが荒削りの杉板になじんでいる。
木造3F建の立面の外観
出入り口のチーク材の扉以外はガラスでできた立面の外観。
既製アルミサッシと規格アルミ型材の組み合わせでつくられている。
X型の木構造材が透けて見えている。
床付けコンセントボックス
金属の箱をそのまま床にビス止したコンセント。
