HOUSE.K of nacazawa.com













DSC_0002.JPG3m道路から見た外観。
道路側から奥へだんだん高くなっていく。
手すりによる壁状の形態が2段あって、その上に大きく張り出した屋根の軒がある。



前面道路幅が3mの密集地に建つ100㎡の住宅です。
大人2人の住人ために、
それぞれ個室と書斎があります。
幅木、回り縁、建具の枠、いろいろな見切り材など
たくさんの線として現れてくるものを極力消して整理しました。
空間のノイズとも言うものをなくして、
必要だと思われる線(梁など)を強調しました。
このことは説明がなくても無意識の世界でも感じるものだと考えます。
周辺環境に対しては、
道路側の高さを抑えて、圧迫感を与えないように配慮しました。

DSC_0096.JPG3m道路から見た外観。
道路への圧迫感を減らすために建物を後退させながら順次高くしている。
細かい格子は周辺との関係の調整役であり、一種の結界をつくる。

DSC_0084.JPG1階の居間。玄関との仕切り引き戸を開けた状態。
玄関と居間の床の段差なし。引き戸の開け閉めでいろいろ対応できる。

DSC_0085.JPG1階の居間。南側すだれ戸を閉めた状態。
すだれは光を味わい深く演出してくれる。

DSC_0168.JPG1階の居間。玄関側から奥を見る。
天井、家具、壁の間接照明の効果。

DSC_0165.JPG夜の1階の居間。
暗めの照明状態。
玄関側方向を見る。
奥に2つ目の書斎が少し見える。

DSC_0005.JPG居間から台所を見る。左奥に書斎がある。

DSC_0034.JPG台所から居間を通して南側を見る。
玄関との仕切りの引き戸を開けて、すだれ戸を閉めた状態。

DSC_0038.JPG台所から居間を通して南側を見る。
玄関との仕切りの引き戸を開けて、すだれ戸を開けた状態。
南側の開口は全開する木製隠し框引き分け戸(ペアガラス)

DSC_0028.JPG2階畳の部屋。南東側を見る。
障子の閉められた状態。障子越しの光は畳と相性が良い。

DSC_0025.JPG2階畳の部屋。南東側を見る。
すだれ戸の状態。

DSC_0126.JPG2階畳の部屋。すだれ戸の状態。宙に浮いた押入れの引き戸も簾。
浮いた所に間接照明。さらに浮いて見える。
押入れの下まで畳を伸ばして、広がりをつくる。

DSC_0041.JPG2階畳の部屋。
宙に浮いた押入れ。
この押入れなら中で寝ても気持ちよさそう。

DSC_0036.JPG2階畳の部屋。
南窓側から北側を見る。

DSC_0091.JPG南側テラス(下部車庫)と居間との関係。
連続する縦格子の手摺壁が美しい。

DSC_0094.JPG南側テラス(下部車庫)と居間との間。
車庫テラスを居間の床より少し高くして、居間と道路との間に距離感をつくる。

DSC_0104.JPG玄関前から南側テラス(下部車庫)と居間との間を見る。
深い軒下の通路のような、縁側のような,
室内のような外のような、楽しい場所。

DSC_0116.JPG2階バルコニーから浴室を見る。
浴室から直接バルコニーにでられると何かと便利。

DSC_0118.JPG脱衣室から浴室を見る。
脱衣室の床もFRP防水仕上げ。

DSC_0008.JPG2階廊下から階段室吹き抜けを見る。
朝日が差し込む空間に水周りがある。

DSC_0035.JPG2階廊下から階段室吹き抜けを見る。
夜の照明の状態。

DSC_0033.JPG2階階段室吹き抜けを見おろす。

DSC_0019.JPG1階階段室を見る。
台所を通して奥に書斎が見える。

DSC_0006.JPG1階居間と台所と玄関の仕切り壁付近を見る。
奥の階段下は物置になっている。階段下は床下暖房の通気経路でもある。
空間の見え方としては、多種の部屋の境界部分の集まりなのが面白い。

DSC_0114.JPG1階玄関と居間との間の引き戸を閉めたところ。
引き戸が天井高さなので壁が動く感じ。

DSC_0047.JPG1階玄関から続くタイル床の台所。長く見通せる空間。
突き当たりに朝日が入る勝手口。

DSC_0108.JPG2列配置型の台所。奥に書斎。

DSC_0032.JPG玄関隣の長い机のある2つ目の書斎。

DSC_0031.JPG玄関隣の長い机のある2つ目の書斎の夜。